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EFSを使ったウェブアプリの話/プロジェクトの振り返りを実験的にオープンな場で実施してみた話// 第54回社内勉強会 #sa_study

2019.10.24


こんにちは。エンジニア組織を地道に改善する人、古橋です。

今回はEFSを使ったウェブアプリの話と、プロジェクトの振り返りを実験的に公開で実施してみましたという話の二本立てでお送りします。

まずは相田さんによるEFSを使ったウェブアプリの話のレポートです。

 

 

弊社に週2でお手伝いに来てくれている相田さんが、別のお手伝い先で仕入れた知見を共有してくれました!ありがたや。。

PrivateリポジトリでもソースコードをGitHubに上げないで欲しいという要件があり、それを満たすためにEFSを活用したお話となります。

最終的には.git/*をEFS内のbare repositoryに配置してremote originとして扱うことで事なきを得たとのことでした。

そこまでにたどり着くまでの紆余曲折の話も面白かったし、知らなかったことも多く良い勉強になりました!

 

 

お次はプロジェクトの振り返りを実験的にオープンな場で実施してみた話です。

この話は私、古橋とチームメンバ共同の発表となりました。

今回実施したものは前回(Most Valuable Bug(最も価値のあるバグ)とは)に引き続き、これを文化として定着させれば組織がより良くなり、皆が幸せになるのではないか!?という類のものとなります。

社全体を巻き込んでの大作戦となります!

ではその模様をレポートをしていきたいと思います。

 

経緯

まず弊社の振り返り方法について説明しておきます。

そもそも弊社の振り返りの実施はプロジェクトによってまばらで、振り返りを実施するプロジェクトもあるがそうでないものもあるという状態でした。

また実施方法についても統一されてたものは特になく、各プロジェクト独自の方法で実施するという状態でした。

以上が弊社の振り返りの現状となります。

 

8月某日、たまたま私が担当していたプロジェクトが一段落しました。

よし、振り返りするか!と思いつつも中タ々イミングが合わない日々を過ごしていたところ、別で社内勉強会で発表するネタを考える必要に迫られました。

いや~、ネタないな~。どうしようかな。。土下座でやり過ごすか??と思っていたところビビッ!!とあることを思いついてしまいました。

それが

 

社内勉強会で振り返りをやってしまえば一石二鳥なのでは?

 

というものです。

その時は一気にタスクが2つ解消できて最高!!という思いだけだったのですが、冷静になってよくよく考えるとたくさんのメリットがありそうな気がしてきました。

以下に列挙してみます。

  • 各チームの振り返りによって得られた知見を、別チームにもその場で共有することができる
  • オープンな場で行うことで疑問点があればその場で解決できるし、個人への攻撃が発生しそうであれば第三者が仲介に入ることができる
  • 普段はあまり見えてこない個人レベルの取り組みや、苦しみなどを多くの人に知ってもらうことができる

物は試しということで、とりあえず実施してみました。

 

どのように実施したのか

開催するに当たり事前に以下のことを質問しておきました。

  • 今回のプロジェクトで担当したこと
  •  良かったこと(自分の行動、他人の行動を含む)
    • どうして良かった?
    • どうすればもっと良くなるか?
  • 悪かったこと(自分の行動、他人の行動を含む)
    • どうして悪かった?
    • どうすれば改善できるか?
  • 次新しくやってみたいこと、やってほしいこと
  • 上記分類に当てはまらない、なんか言っておきたいこと

 

当日は私がファシリテーターを務め、上記の項目についてプロジェクトのメンバと振り返りを行い、参加してくれた方とディスカッションをしました。

 

実施した結果どうだったか

トータルで2時間くらいの振り返り会となりました。

先に挙げたメリットについて少し振り返りたいと思います

  • 各チームの振り返りによって得られた知見を、別チームにもその場で共有することができる

→ 知見を共有した結果、別チームからもっと詳しく教えて欲しいという発言があったのは大きな収穫だったと思います。

 

  • オープンな場で行うことで疑問点があればその場で解決できるし、個人への攻撃が発生しそうであれば第三者が仲介に入ることができる

→ 雰囲気も特にギスギスするわけでもなく、和気あいあいとしたものとなりました。

プロジェクトに参加していない方からの質問は技術的なものから、コミュニケーションなど多岐に渡り、答える側もこんなに質問してもらえるんだなと嬉しく思いました。

 

  • 普段はあまり見えてこない個人レベルの取り組みや、苦しみなどを多くの人に知ってもらうことができる

→ プロジェクトメンバの隠れた考え方とか、思いを知れたのはよい経験になりました。

また、多くの人に自分自身を知ってもらえるというのも大きかったなと思います。

 

今後はどうするか

今後とも継続し、弊社の文化として根付かせたいと思います。

今回は私が担当したプロジェクトの振り返りでしたが、他のプロジェクトのことももっと知りたいし、とにかく振り返ることが楽しみになるようにしていきたいです。

また、次のアクションについてもっと深掘りして具体的に決められるとよいという意見もいただきましたので、反映していければなと思います。

 

最後に

成功をオープンにして、どんどん発信することでその人の価値が高まります。

大切なことは個人の成功を組織全体が賞賛する文化を作ることだと思います。

せっかく成功を報告したのに何のリアクションもなかったら、報告する気も失せますよね。

個人の成功はチームの成功であり、また社全体の成功でもあるくらいに褒め称えれるような文化を今後とも作っていきたいと思います。

 

また、失敗もオープンにしていくことで失敗した際の報告の心理的ハードルが下がります。

一番怖いのは失敗を隠して、後々それが発覚し大事になるパターンです。

日ごろから失敗を報告してもらい、失敗を打ち明けたらどうなるのか、聞き手のリアクションはどんなものかを把握してもらうことで報告のハードルも下がっていくと考えています。

 

何事もオープンにしていくと、それだけその人を助けられるチャンスが増えていくのだと私は考えています。

組織は人でできています。

我々は組織の人間のことをどれだけ知っているのでしょうか?

なんだか良くわからないメンバーとチームを組み、その人達を育成しつつ、プロジェクトをマネジメントすることができるのでしょうか?

 

人を知る、または自分を知ってもらうというのは中々難しいことだと思います。

だから文化を作るべきだと思うのです。

我々は一人で仕事をしているのではなく、チームで、組織全体として仕事をしているのです。

 

組織全体が個人を支え、個人が組織全体に貢献する。

そのような組織を作るためにこれからも邁進していきたいと思います。